診療科・部門

内科

診療内容・特色

当院内科では、神経内科医・血液内科医・循環器内科医・呼吸器内科医、また総合内科のスタッフが充実しており、外来診療から入院加療まで一通りの疾患に対して、診療を行っております。

(月)~(土)の午前診は、いつ来て頂いても内科医の対応が可能です。

それに加え、曜日によっては、地域外来や血液外来、漢方外来などを専門的に受診できる外来も行っております。

ふれあい鎌倉ホスピタルの内科では、地域のみなさまにとって身近な“かかりつけ医”として、患者様にそっと寄り添い親身になって初期診療をいたします。

内科の主な疾患

風邪、扁桃腺炎、発熱、胸痛、むくみ、動悸、疲れ・疲労、だるい、体重減少、立ちくらみ、嘔気、嘔吐、吐き気、胸焼け、食欲不振・減退、肩こり、花粉症、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎など

内科専門外来紹介

呼吸器外来

診療内容・特色

当科が扱う疾患は、肺がんをはじめ喘息を含むアレルギー性疾患、肺炎や肺結核などの感染症、急性肺損傷などの集中治療を要する疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの慢性疾患と非常に多岐に及びます。

治療も薬物療法だけでなく、酸素療法、人工呼吸療法、理学療法、食事療法と広範囲に渡っています。

このような医療を支えるべく多様な職種の職員がチームとなって、先進技術や治療法を導入し、標準治療とともにひとりひとりに合わせた最適な医療のご提供のために日々努めています。フットワークの良さ、診療科間の連携の良さ、患者さんやご家族との距離感の近さを強みに、高度でかつ優しい医療を提供することが目標です。

地域外来

診療内容・特色

「地域外来」では、肺・心・腎・肝臓病、高血圧症、糖尿病などの特定の疾患ではなく、地域の特性にあわせた病状に対して、診療をさせていただきます。

当地で言えば、高齢の方の日常的な身体不安や体調不良、あるいは、病状が安定している患者様の日常生活についてのご相談や薬の処方など、臨機応変な対応をいたします。

精密検査や特別な治療は専門外来で行います。

原則として、再診の患者様を診させていただく外来になります。

血液外来

診療内容・特色

血液内科では、大学病院などと連携して血液疾患の診療を行っています。

造血幹細胞移植や強力な化学療法を伴う造血器腫瘍(急性白血病や悪性リンパ腫など)の治療は大学病院などの大病院で行われますが、外来治療や輸血などの保存的治療など、慢性期治療が必要な患者さんにとっては、当院のような地元に密着した地域病院での治療が望ましいです。

出血傾向(血友病など出血しやすい病態)や血栓傾向(血液が固まりやすい病態)の専門医は全国的にも少ない中、その領域で臨床及び研究において国際的な業績を数多く残しています。

漢方外来

診療内容・特色

漢方の診療(東洋医学)は、身体や心、またその両方のバランスが崩れることで病気になると考えます。身体から発せられる様々なメッセージを受け取って、身体の状態を把握し、その結果適切な漢方薬を決めていきます。つまり全身を診て、崩れたバランスを見つけ、そのバランスをもとの正常な状態に戻すことで、病気の治療を行っています。そのため西洋医学では病気ととらえられないような、検査をしたけど異常が見つからない、なんとなく調子が悪いといった症状などに、漢方薬が力を発揮することがあります。漢方では心と身体を「心身一如」としてトータルに考えます。気のせいとして片付けられていた様々な不調やつらい症状がすこしでも改善するように、当院では身体と心にあった漢方薬の処方に努めています。

また単に漢方薬を処方するだけではなく、生活習慣や食事などにも気を使い、身体や心のバランスを整えるように指導させていただいています。

女性に多い、女性ホルモンの変化によっておこる様々な症状は、漢方薬が得意とするところで、更年期障害や月経不順、月経痛、冷え、肩こり、イライラ感、不眠症などは漢薬で改善する場合が非常に多いです。

以下に示した症状は、漢方薬が得意とする症状の一部です。

このような症状でお困りの方、またそれ以外の症状をお持ちの方で、漢方薬をはじめとした東洋医学に興味を持たれている方は一度ご相談ください。

  •  身体や手足が冷える。
  •  のどが渇きやすい。
  •  手足がむくみやすい。
  •  生理痛がつらい、生理不順など、生理に関して悩みがある。
  •  更年期のホットフラッシュ(顔面ののぼせ)、めまい、動悸など。
  •  天気の悪い日に起こりやすい頭痛
  •  テストや発表会前など緊張すると下痢になりやすい。
  •  お腹の冷え、冷たいものを摂取すると下痢になりやすい。
  •  便秘
  •  喉の奥に何か引っかかっていたり、詰まった感じがする。
  •  検査で異常のない頭痛、めまい、ふらつきなど

フレイル外来

専門外来に新しく「フレイル外来」を開設

ふれあい鎌倉ホスピタルは地域の皆様に寄り添う外来診療をより充実するために令和3年11月1日から「専門外来」を開設しておりますが、より一層患者様の状態・ニーズに合わせて最適な医療を提供するため、

令和5年11月1日より新たに「フレイル外来」を設置することとなりました。

フレイル外来ではフレイル(虚弱状態)を早期に発見し、適切なケアや支援を提供することで健康寿命を延ばし生活の質を向上させることが目的となっています。

診療日時

毎週火曜日 午後 (祝祭日、年末年始(12/31~1/3)を除く)

完全予約制となっておりますので、代表電話もしくは病院受付にて「フレイル外来の受診希望」とお伝えください。

フレイル外来の対象者

要介護かどうかではなく、次の項目に一つ以上当てはまる方はご相談ください。

最近・・・

  •  歩く速さが遅くなった
  •  物を落としてしまうなどの「握力の低下」を感じる
  •  活動量が減った
  •  疲れやすくなった
  •  体力が落ちてきた
  •  物忘れを感じるようになった
  •  体重が減ってきた
  •  1週間で一度も軽い運動や体操をしていない

パンフレット

フレイルについて

フレイル外来の目的・流れ

神経・脳血管外来

診療内容・特色

神経内科は、脳・脊髄(中枢神経)、末梢神経、筋肉等、全身の神経・筋疾患を中心に診る内科です。頭痛やめまい、手足が上手く動かない、手足が震える、言葉がうまく出ない等の症状と感じた時、物忘れが頻回になってきたり、考えたり覚えたりすることが上手にできなくなった時に、まずは受診していただき、医師にご相談ください。

患者さんが感じる神経内科の症状で典型的なものとしては、しびれ、めまい、手足にうまく力がはいらない、歩きにくい、ふらつく、しゃべりにくい、物が二重に見えるなどがあります。また、頭痛や手足が勝手に動いてしまったり、ものわすれが最近ひどくなってきたなども診察の対象になります。神経内科ではこのような症状に対して、からだを診察したり、CT、MRIなどの画像診断により、脳やからだに病気が隠れていないかを診断していきます。

最近では神経内科を脳神経内科と呼んだりすることもありますが、同じ診療科と考えていただいて良いと思います。

主な対象疾患

  • 脳血管障害(脳梗塞、脳出血等、慢性硬膜下血腫等)
  • 感染症(髄膜炎、脳炎等)
  • 中枢神経系変性疾患(パーキンソン病および関連疾患、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症等の変性疾患)
  • 代謝性脳障害(肝性脳症等)
  • 多発性硬化症
  • 末梢神経障害(ギラン・バレー症候群、多発神経炎症等)
  • 筋疾患(多発性筋炎、筋ジストロフィー症、重症筋無力症等)
  • てんかん、認知症、偏頭痛、慢性頭痛等

担当医師紹介

平田敏樹[写真]
平田 敏樹Toshiki Hirata

院長

出身大学

京都大学

専門分野

呼吸器外科

資格
  • 日本胸部外科学会 指導医
  • 日本呼吸器外科学会 専門医 
  • 日本外科学会 認定医
峰野 元明[写真]
峰野 元明Motoaki Mineno

名誉院長(常勤)

出身大学

山梨医科大学

専門分野

内科、神経内科

小山 高敏[写真]
小山 高敏Takatoshi Koyama

常勤

出身大学

東京医科歯科大学

専門分野

血液内科

資格
  • 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本血液学会認定血液専門医・指導医
  • 日本血栓止血学会認定医
  • 東京医科歯科大学医学部血液内科臨床教授
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 難病指定医(血液内科)
  • 医学博士
医師コメント

内科領域、特に血液内科を専門としています。大学病院などと連携して血液疾患の診療も行っています。血液疾患は貧血や止血異常などの良性疾患から白血病・悪性リンパ腫・骨髄異形成症候群・多発性骨髄腫等の悪性疾患まで多岐にわたります。造血幹細胞移植や強力な化学療法を伴う造血器腫瘍(急性白血病や悪性リンパ腫など)の治療は大学病院などの大病院で行われますが、外来治療や輸血などの保存的治療など、慢性期治療が必要な患者さんにとっては、当院のような地元に密着した地域病院での治療が望ましいです。出血傾向(血友病など出血しやすい病態)や血栓傾向(血液が固まりやすい病態)の専門医は全国的にも少ない中、その領域で臨床及び研究において国際的な業績を数多く残しています。

小出隆司[写真]
小出 隆司Takashi Koide

常勤

出身大学

香川医科大学医学部

専門分野

内科、神経内科、脳血管疾患

諏訪志穂子[写真]
諏訪 志穂子Shihoko Suwa

常勤

出身大学

鳥取大学

専門分野

総合内科、血液内科

専門外来

糖尿病外来

医師コメント

2023年4月から、ふれあい鎌倉ホスピタルの内科として勤務することになりました「諏訪 志穂子」と申します。
地域のみなさま、一人ひとりに寄り添いながら、誠意をもって診療を行ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。

栗田康生[写真]
栗田 康生Yasuo Kurita

非常勤

出身大学

慶応義塾大学医学部

専門分野

循環器内科

小川 智子Tomoko Ogawa

非常勤

出身大学

中国上海第2医科大学

専門分野

呼吸器内科