回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーションとは、脳血管疾患や外傷などによる脳や脊髄の損傷により日常生活が困難な患者様が、日常生活を送られるようにすることが目的のリハビリテーションです。

回復期リハビリテーション病棟では、病気で行えなくなった日常生活に必要な動作（歩いたり、トイレへ行ったり、食事を摂るなどの毎日の動作）を練習して、身体機能の向上や在宅復帰を進めることを目的とした病棟です。

365日リハビリ提供体制

毎日2〜3時間のリハビリを行います。

土曜・日曜・祝祭日はもちろん、お盆や年末年始も無休で365日のリハビリ実施体制が整っております。

医師、看護師、理学療法士、作業療法士言語聴覚士、医療ソーシャルワーカー等がチームを組み、個々の専門性を活かして、お互いに切磋琢磨することにより患者様へのよりよいケアの提供を実現していきます。

担当する療法士が個別にて、その方にあった最適なリハビリメニューを作成し神経内科医・整形外科医の指示の下、実施していきます。

医師を含めた多職種間でのカンファレンスやリハビリテーション科スタッフのみで行うカンファレンスを積極的に行っております。また、ご家族も含めて患者様の現状と治療の方向性、リハビリの進行状況を報告し、それぞれの職種が同じ方向性をもって治療に当たります。

早期より患者様の身体機能を把握する為、リハビリメニューを立案します。

また、退院後の生活を想定しご家族の受け入れ態勢などのニーズも尊重し情報収集を行います。

リハビリスタッフが患者様に合ったメニューを病棟看護師・介護士に伝え、リハビリの時間以外にも身体機能向上に努めております。また昼食前にはラジオ体操や口腔体操も行います。

当院には透析センターが併設されています。連携をしながら透析日にも身体機能向上を目標に積極的にリハビリを行っております。