当院について

ご挨拶

大川伸一院長[写真]

皆様はじめまして。私は今年度から院長に就任いたしました大川伸一と申します。

私は横浜市立大学を卒業し、消化器内科の教室で大学院を修了したのち、藤沢市民病院を経て神奈川県立がんセンターにてがんの専門医として30年以上にわたり、この春まで勤務しておりました。専門は消化器内科で主に肝胆膵がんの診断と治療であります。
この春にがんセンターを退職後、縁あって湘南東部総合病院に入職させていただきました。

肝胆膵がんは、がんの中でも大変治療がむずかしく、特にすい臓がんはすべてのがんの中で最もきびしい疾患です。患者さんの多くはある日突然やってきた病におどろき、動揺し、時になかなか受け入れられず、また人によっては痛みなどの症状を伴い、ご家族を含めて深い悩みと不安に包まれてしまいます。

私たち医療者はこのような悩みの多い患者さんやご家族の心情やお考えを理解し、出来るだけ苦痛を軽くし、仮に不治の状態であってもあきらめずに治療を続ける努力を続けてきました。

現代の医療はエビデンスと呼ばれる科学的根拠を基とした治療が必要です。またエビデンスによる診療のガイドラインも多くの分野で作られています。患者さんの病気の状態はみな違うわけですから、一人一人の患者さんに適した治療を行うことが求められます。

わたしはがん専門病院でこのような医療を目指してきました。しかし医療者が行うこのような姿勢は、がんに限るわけではありません。地域医療においても、またすべての病においても、人は悩み、不安をかかえています。

湘南東部総合病院はこの地において基幹となる地域に密着した病院です。わたしは湘南東部総合病院を訪れる患者さん一人ひとりの話をよく伺い、理解し、最も適切な医療を行っていく姿勢を続けていきたいと考えています。そして大変優秀なスタッフが多いこの病院で、皆が挨拶と笑顔を忘れず、すべての患者さんがこの病院に来てよかったと思っていただけるよう精進していく所存です。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和2年4月

湘南東部総合病院・院長 大川伸一