リハビリテーション科
診療内容・特色
![田中博[写真]](/toubu/images/department/pht_rehabilitation01.jpg)
リハビリテーション科では、脳出血・脳梗塞・くも膜下出血などの脳血管障害、頭部外傷、脊髄損傷、パーキンソン病、脊髄小脳変性症などの変性疾患、ギランバレー症候群、末梢神経障害、多発性筋炎などの神経筋疾患、骨折や骨関節疾患、関節リウマチ、廃用症候群その他幅広い分野のリハビリテーションを提供しています。
運動障害のみならず、嚥下障害、高次脳機能障害など多彩な障害に対して、リハビリテーション治療を行っています。
院内他科からの依頼のみならず、他院から回復期リハビリテーションの適応となる患者さまも受け入れています。早期退院をされた方の外来フォロー、他病院や開業医との地域連携も意識して診療を行っています。
日本リハビリテーション医学会認定専門医および指導責任者の資格を有する常勤医が2名、非常勤医1名で診療にあたっています。各種検査も行っており、現在提供している主なものは、筋電図検査(神経伝導検査、針筋電図検査)ビデオ嚥下造影検査です。装具(上肢・下肢・体幹装具など)、義肢(義手、義足)、車椅子の作成も特殊外来にて積極的に行っています。
また、A 型ボツリヌス毒素製剤「ボトックス」にて、脳血管障害・脳性麻痺・脊髄損傷等による上下肢痙縮に対する治療も行っております。痙縮に伴った機能・能力障害と患者さんの生活様式・ニーズを総合的に検討し、資料資格を有する医師が施注いたします。
リハビリテーション科診察室、リハビリテーション科訓練室、回復期リハビリテーション病棟は本館1階にあります。主として理学療法および作業療法がおこなわれるリハビリ訓練室は吹き抜けになっており、天井も高く、各階の病棟のバルコニーが見え、明るく開放感のある場所です。言語聴覚療法がおこなわれる訓練室は個室対応になっています。リハビリテーション加療を受けられる際に前向きに取り組める環境です。
訓練室のみならず、入院したばかりで症状が不安定な方には病棟でのリハビリ訓練も積極的に行っています。リハビリテーション科医師、リハビリテーション科療法士(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)、回復期リハビリテーション病棟看護師、医療ソーシャルワーカー(リハビリテーションチーム)の連携も密にして“患者さまが早く元気になるお手伝い”をしています。
当施設は2004年5月にリハビリテーション総合承認施設、2007年4月にはリハビリテーション医学会臨床研修施設に指定されています。
部門紹介
理学療法、作業療法、言語療法の各部門についてのご紹介はこちらになります。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟は、発病より2ヶ月以内に入院して、リハビリテーション治療を行う病棟です。入院期間は約2~3か月間で、患者様層としては脳卒中の方が中心です。
担当医師紹介
![田中博[写真]](/toubu/shared/doctor/images/pht_dr026.jpg)
田中 博たなか ひろし | |
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リハビリセンター長 |
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専門分野 |
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資格 |
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資格 | 医師になってすぐにリハビリテーション医として働くようになりました。各科の依頼でリハビリテーションを実施する際に評価や訓練などの処方を確認したり、訓練の状況を確認したりなど、連携をスムースに行うように心がけております。 |
栗山 陽子くりやま ようこ | |
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学歴 |
東海大学卒 |
資格 |
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医師コメント |
回復期リハビリテーション病棟での担当医と、他科から依頼された患者の併診を主に行っております。PT・OT・STなどのリハビリテーション専門職、看護師、介護士などの病棟スタッフ、ソーシャルワーカー、薬剤師など、多職種で連携して仕事をすることが多い科です。 |
栗原 由佳くりはら ゆか | |
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資格 |
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