医療法人大樹会 ふれあい鎌倉ホスピタルは、ふれあいグループの病院です。

医療法人大樹会 ふれあい鎌倉ホスピタル

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患者様向け情報

診療科案内

脳神経外科

診療内容

 脳神経外科一般(脳梗塞・脳出血等の脳卒中、頭部外傷、脳血管障害、脳腫瘍等)、頭痛、めまい、認知症予防等の診療を行っております。

― 認知症予防についてお話します。―

 認知症の代表疾患であるアルツハイマー病を根治することは困難で、薬物療法、非薬物療法を行っても、認知症の症状は進行していきます。

 しかし、私たちは何とかアルツハイマー病の発症を予防したり、遅らせる方法はないかと考えております。

 アルツハイマー病の原因と考えられているアミロイドβの蓄積は認知症発症の20年くらい前から始まり、認知症の症状が出現したときには神経細胞はすでに障害されているという側面があります。(図:アルツハイマー病の経過を参照ください)

 では何とかこのアミロイドβの蓄積を抑える方法はないのでしょうか。

 脳血管の動脈硬化があると脳の血液循環が低下し、アミロイドβの脳からの排泄が障害され、アミロイドβはどんどん脳に蓄積していくことが考えられます。そこで脳血管の動脈硬化を予防することでアミロイドβの蓄積が抑えられ、アルツハイマー病の発症予防にもつながっていく可能性もでてきます。脳血管の動脈硬化を予防するには高血圧症、糖尿病、脂質異常症等の生活習慣病を予防する必要があります。これらは脳梗塞の予防にもつながります。

 また、軽度認知障害の時期に内側側頭部の萎縮の程度が強いと、アルツハイマー病に進行していく確率が高くなる可能性があります。当院ではMRI装置を用いたVSRADという解析法で内側側頭部の萎縮の程度を数値化して評価しております。

 VSRADで内側側頭部の萎縮の程度が強い場合、生活習慣病を予防したり、生活習慣を変えることでアルツハイマー病の発症を予防したり、遅らせることも可能となります。

 「最近、物忘れがひどくなったなあ」と思われる方は是非、当院を受診していただき、一緒にアルツハイマー病対策をしていきましょう。

< 用語説明 >

非薬物療法:運動療法、認知刺激療法、回想法、音楽療法等

認知症の症状(中核症状):記憶障害、遂行機能障害、注意障害、失語、失行、視空間認知障害等

軽度認知障害:アルツハイマー病等の認知症とは言えないが、正常とも言えない。認知機能(記憶、注意、言語機能、実行機能など)のうち1つ以上の機能に問題が生じてはいるが、日常生活には支障がない。

内側側頭部:海馬・扁桃体・嗅内野の大部分

担当医師紹介

河面 吉彦Koumo Yoshihiko

院長

出身大学

徳島大学

資格
  • 日本脳神経外科学会専門医