康心会汐見台病院

院長の挨拶

赤池院長

平成28年4月より、私達は「医療法人社団康心会 康心会汐見台病院」として、新たな一歩を踏みだしました。当院の方向性は、現状の医療の継続と新たな医療分野の提供にあります。

前組織である県立汐見台病院は、昭和38年に(財)神奈川県団地住宅福祉協会により19床の汐見台診療所として開設されました。以来、増床、改築を行いながら225床の病院として、この汐見台の丘の上で地域医療の中核としての役割を果たすべく活動してきています。平成28年4月に県から当医療法人へ運営が移譲されるにあたり、内科、外科、小児科、産婦人科といった主要診療科は、従来の診療を維持しつつ、さらに各科の専門分野の充実に努めています。

  1. ①呼吸器内科、消化器内科に関しては、横浜市大両内科の協力を得て外来診療、内視鏡検査・治療などについて連携を構築致しました。循環器内科については、平成29年1月に心血管造影装置を新たに設置し稼働準備に入っていますので、今後、診断・治療に活用されることになります。
  2. ②外科では低侵襲治療としての腹腔鏡手術にて消化器悪性疾患・良性疾患やヘルニアなど、疾患に即した適切な治療をさらに進めていきます。
  3. ③小児科は当規模の病院としては医師数が多く配置され、感染症、新生児を中心として入院治療も積極的に行っています。また、最近注目されています発達障害や不適応などに対する小児精神医療を、他施設に先駆けて、医師、心理士の協力により「心のはぐくみ診療部」として活動しています。
  4. ④産婦人科は自然分娩を中心に対応していますが、適宜、帝王切開などの処置を行っています。増加する分娩希望に応えられるように体制を強化しつつ受け入れ分娩数増加を図っているところです。婦人科疾患についても、腹腔鏡手術による治療、更年期外来などで今後も対応していきます。
  5. ⑤整形外科と泌尿器科については、従来は手術治療を行っていましたが、現在は外来診療での対応となっています。従前に復帰すべく体制構築に努めています。
  6. ⑥精神科、神経内科が新たな診療科として外来診療をおこなっています。脳血管障害、認知症とその周辺疾患、症状への対処が必要とされることが多く認められ、入院患者さんを含めての診療となっています。
  7. ⑦リハビリテーションについては、回復期リハビリテーション病棟を平成29年4月より開設しています。在宅に向けての機能回復を求めている方々に、豊富なスタッフで必要十分なリハビリテーションを提供すべく設置しました。リハビリテーション室の充実、拡大は現在行われている改築工事とともに9月頃に終了します。
  8. ⑧透析科は、従来どおり、入院透析、外来透析に対応していますが、外来透析については無料送迎車により利便性を改善しました。
  9. ⑨ 救急医療については、以前より内科、外科、小児科、産科の4名の当直医を配置して輪番病院としての努めを果たしてきました。 4月より365日救急対応する指定B病院として、さらなる努めを果たしたい行動しています。

今回の、県からの移譲による運営母体変更の経過につきましては、運営変更に対する懸念を周囲医療機関や周辺住民の方々がかなり感じられてしまったことが目下の課題ととらえています。1年経過した現在でも、各診療科の内容について理解が得られていないと感じられる点がありますので、さらに丁寧に広報を継続しなければならないと思っています。そんな中でも分娩数は回復基調にあり小児科を含めて全体的な外来数も徐々に増加しつつあります。

今後も、磯子区内の唯一の総合病院として、急性期医療を継続発展しつつ、回復期・慢性期としての部分も拡大して地域医療に貢献できるように、職員一丸となって努力して参ります。「人を尊び、命を尊び、個を敬愛す」の理念を実践し、地域住民の方々に信頼され、質の良い医療を提供することが私達の行動目標であります。よろしくお願い申し上げます。

病院長 赤池 信

医療法人社団 康心会 康心会汐見台病院

〒235-0022 神奈川県横浜市磯子区汐見台1-6-5 【TEL】045-761-3581【FAX】045-761-4111(総務部)