低侵襲心臓手術センター

経カテーテル的大動脈弁置換術-TAVI-

Transcatheter
Aortic
Valve
Implantation
T
A
V
I

重度の大動脈弁狭窄症の治療は手術によって大動脈弁を人工弁に置き換える方法で行われますが、手術のために胸を開くこと、心臓を止めて人工心肺装置を使うことなどが体への大きな負担となるため、高齢の方や他の病気を患っている方では手術が困難と判断されていました。経カテーテル大動脈弁治療 (TAVI)はこのような状態にある方に向けた新しい治療方法です。

  • ①大動脈弁狭窄症と診断されたが手術が難しいと言われた
  • ②手術を勧められたが高齢なので迷っている
  • ③TAVIについて詳しく聞きたい

以上のような患者様はご相談ください。

TAVI(タビ)外来のご案内

大和成和病院では、下記日時にてTAVI(タビ)外来を行っております。

ご診察を希望の方は、代表電話番号:046‐278-3911までお問い合わせください。

TAVI(タビ) 外来のご予約・お問い合わせ

  • 水曜日(予約制) PM14時~16時
  • 担当医師:循環器内科 浦部 晶博(うらべ あきひろ)
  • その他の曜日でも対応致しますのでご相談ください
  • ※お電話口にて『TAVI(タビ)外来に受診したい』とお申し付けください。

大動脈弁狭窄症とは

高齢化社会になり心臓弁膜症の患者さんは増加し、なかでも多くみられるのが大動脈弁狭窄症です。

心臓の出口である大動脈弁の開きが悪くなり、血液の流れが妨げられてしまう疾患です。軽度のうちはほとんど自覚症状がありませんが、進行すると動悸や息切れ、疲れやすさなどの症状が現れ、重症になると失神や突然死に至る可能性もあります。

大動脈弁狭窄症と診断されたら

軽症のうちであれば内科治療が可能です。内科治療では弁そのものを治すわけではなく、薬で症状を緩和したり、進行を抑制したりすることで、心臓にかかる負担を取り除きます。大動脈弁狭窄症は、進行すると心筋が障害され心臓全体の機能が低下します。そのような状態になると手術を行っても心筋の障害は回復せず、心臓は元通り働くことができなくなります。

大動脈弁狭窄症の治療

大動脈弁狭窄症が進行した場合には手術で直すことが必要です。人工弁に取り替えること(弁置換術)で正常な心臓機能を取り戻すことができます。

弁を取り替えるには従来のように開胸手術で心臓を止めて行う方法が基本になります。しかし高齢のために体力が低下し、またはその他の疾患などのリスクがあり開胸手術が受けられない患者様に、開胸することなく、また心臓を止めることなくカテーテルを使って人工弁を心臓に留置する方法をTAVI(タビ)といいます。

適切な治療を行えば正常な心臓の機能を取り戻し、健康な生活が送れるようになるのです。

ハートチームによる治療

TAVIでは循環器内科医、心臓血管外科医、麻酔科医、放射線科技師、心エコー技師、看護師、臨床工学士、理学療法士、管理栄養士など多職種で結成されるハートチームにより治療を行います。どの患者様がTAVIに適しているかもハートチームでの話し合いにより検討されます。

経大腿動脈アプローチ
経心尖部アプローチ