診療科協力部門

リハビリテーション科

原田 真二(はらだ・しんじ)

心臓リハビリテーション科 主任

運動を通して不安を自信に変えていく
それが、私たちの仕事です。

心臓リハビリって何するの?

以前私は患者様にこのような質問をされました。「心臓リハビリって・・・心臓マッサージでもするんですか?」

私は返答に困ってしまいました。でも確かに心臓リハビリと言われても一体何をするのか全く想像がつきませんよね。心臓リハビリは狭心症や心筋梗塞などの心臓病をお持ちの方や、心臓手術後の方に行うリハビリで、一言で言えば、心臓病特有の胸の苦しさを軽減させ、失われた体力を取り戻すための訓練です。

「心臓病にリハビリするなんて、まるで心臓にムチを打つようで本当に大丈夫?」と思われる患者様も少なくありません。しかし実際には心臓病の方にこそ適度な運動療法が必要で、各個人の症状に合わせた安全な運動プログラムに沿って心臓リハビリを行えば、体力はもちろん、心臓病で落ち込んでいた気分もリフレッシュされ、前向きな気持ちになれるんです。

安全な心臓リハビリを徹底するために

心臓リハビリがどんなにいいものだとしても安全でなければ意味がありません。私たちはこの安全を徹底するために毎日医師と看護師とともに情報共有を行っております。毎朝、全患者様の病態を細かく確認しその日のうちに行う心臓リハビリの内容を決定します。心臓リハビリを行う直前にも看護師に最新の状況を確認し、安全管理には徹底しております。また、運動メニュー自体にも最新の注意を払います。今、何が問題なのか、どんな治療がなされているのか、何の薬を服用されているのかなどを総合的に捉え、患者様お一人お一人に合った運動メニューを考えています。当院はベッド数99床の小さな民間病院です。しかしだからこそ他職種とのコミュニケーションも密にとっており、皆が心臓専門チームのような一体感があります。この職種の垣根を越えたスタッフ間のコミュニケーションこそが安全な心臓リハビリを行う上で最も大切なポイントではないかと思います。

きついけど・・・

患者様全員が運動好きという事はありません。むしろ普段運動なんか全くしてないという方が多いかもしれません。そのような方にしてみれば「運動なんて大きなお世話よ!そっとしておいて」と思われるかもしれません。ご安心ください。私たちが行う心臓リハビリは決してただの「きつい訓練」ではありません。患者様個人に合わせて運動メニューを考えていますので、きついだけで終わる事はありません。よく患者様からは「きついけど大事よね」、「スパルタだけどやってよかったわ」、「最初は大変だったけど今はやってて良かったと思うわ」といった褒め言葉?を頂きます。はい、私はお褒めの言葉と確信しています(笑) きついだけで終わらないのには理由があります。それは私たちの患者様に対する真摯な想いがきっとどこかで患者様にご理解頂けているからではないでしょうか。

さあ一緒に最初の一歩を踏み出しましょう

心臓病の方に不安はつきものです。名医が担当だと全く不安はないでしょうか?専門病院だというだけで安心ですか?いえいえ、そんな事はないはずです。安心は医療スタッフのチームワークで決まります。当院は決して大きな病院ではございませんが、心臓治療に関しては全国有数の「アットホームな専門病院」だと思います。全職員が一丸となって皆様の心臓治療を行いますのでどうぞお気軽にご相談下さい。私たち心臓リハビリ部門も皆様の元気を取り戻すために全力でサポートいたします。

「さあ一緒に最初の一歩を踏み出しましょう」

スタッフ

  • 心臓リハビリテーション科 岸本 敬史
  • 心臓リハビリテーション科 スタッフ一同