健康診断MEDICAL CHECKUP

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ペプシノーゲン検査

ペプシノーゲン検査とは

血液中のペプシノゲン(※1)の産出量を測定することによって、高い確率で萎縮性胃炎を発見することができます。

胃がんは萎縮性胃炎を経て発生する可能性が高いので、胃がんの早期発見に有効な検査方法と言えます。

健康診断でペプシノゲンを計る場合、胃の検査ではありますが、血液に含まれた成分を分析しますので血液検査から測定します。

血液検査ですのでバリウムを飲むことも、食事制限の必要もありませんし、放射線被曝の心配はなく、妊娠中の人でも受診が可能です。

以前は胃がんの診断にはX線検査が一般的でしたが、血液検査でわかるペプシノゲンは簡単です。

X線法よりも早期の胃がんの発見率は約2.7倍も高いとされております。

胃がんが起こる前兆とも言われる萎縮性胃炎を発見するためには、このペプシノゲンの分泌量のチェックが一般的です。

ただし、ペプシノゲンの基準値には個人差があるために、この数値に収まっていれば必ずしも安心というわけではないです。

  • ※1:ペプシノゲンとは胃の粘膜で生成される消化酵素のペプシンを作る物質です。