院長の挨拶

髙尾昌孝[写真]

稲取の風光明媚な高台に平成29年5月に康心会伊豆東部病院が新築移転いたしましたが、新病院の存在も地域の皆様にすっかり定着してきたかと思います。

さて私は、前任院長の谷保直仁先生の後任として平成31年4月より当院に新任として後を引き継ぐこととなりました高尾昌孝と申します。私に課せられました役割は、伊豆東部病院を皆様方にとりましてより「患者様満足度」の大きな病院へと発展、醸成させていくことかと存じます。  私の医師としての経歴は、平成2年に秋田大学医学部を卒業と同時に千葉大学医学部泌尿器科学講座(当時)に入局いたしました。泌尿器科医として医療の修練を積みながら、最近の20年間は慢性腎不全に対する血液透析の医療に従事してまいりました。

近年透析を導入される方の高齢化もすすんでおり、それは同時に合併症を有する方が増加してきていることにもなります。従来のように「ただ単に個々の臓器の治療のみを考えていれば良い」という時代は過ぎ去ってしまいました。これまで以上に介護、福祉等をふくめまして、いわゆる「全人的医療」を提供していくことが我々医療従事者に求められてきています。

多少余談的になりますが、私は少し変わった人生を歩んできております。当初は東北大学工学部機械工学科(当時)を卒業し、その後企業人であった経歴があります。航空自衛隊のジェット練習機T-4(ブルーインパルスの使用機体)の開発プロジェクトに参画しておりました。ここで学んだことは航空機事故防止の観点から「安全の本質とは何か」ということとチームワークで成し遂げる企業活動ということでした。

病院という組織も多くの職域からなるスタッフによって運営されております。上述の経験を生かして、康心会伊豆東部病院がチームワークの良い病院として「全人的医療」を実践しながら患者様満足度の高い病院となることを目指してまいりたいと考えております。 もちろんこれまでと同様に初期治療、急性期病院への紹介、療養・リハビリテーション、訪問診療等の充実にも努力を続けてまいります所存です。

東伊豆での皆様の暮らしの安全・安心につながることが何よりと考えておりますので、今後ともご教示・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

康心会伊豆東部病院

院長 髙尾 昌孝