医療法人社団康心会 茅ヶ崎新北陵病院は、ふれあいグループの病院です。

医療法人社団康心会 茅ヶ崎新北陵病院

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リハビリテーション医療

言語聴覚療法(ST)

まだまだ伝えたいことが沢山ある。その想いに応えたい

言語聴覚士(ST:Speech-Language-Hearing Therapist)は、音声機能、言語機能又は聴覚に障害のある者についてその機能の維持向上を図るため、言語訓練その他の訓練、これに必要な検査及び助言、指導その他の援助を行います。 また言語聴覚士法に基づき、診療の補助として、医師又は歯科医師の指示の下に、嚥下訓練行為を行います。

入院から言語聴覚リハビリテーションを受けるまでの流れ[図]

嚥下リハビリテーション

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当院では脳血管疾患や加齢によって生じる、食べ物・飲み物が上手く飲み込めなくなる嚥下障害に対しリハビリテーションを実施しております。 リハビリテーションに際し、各種嚥下機能検査(反復唾液嚥下テスト、水飲み検査、フードテスト)や日常生活内で観察される嚥下障害症状(食事場面でのむせ込み・声質がガラガラする、繰り返す発熱)の有無をもって患者様の嚥下機能を総合的に評価いたします。また他科と協力し、更に専門的な検査として胸部レントゲン検査、嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査(VF検査)も実施しております。 特にこれらの検査の中で嚥下障害を精査するために重要なのは嚥下造影検査(VF検査)となります。

嚥下造影検査(VF検査)

実際に造影剤を混ぜた検査食を召し上がって頂き、エックス線を通して食物の流れを視覚的に観察する検査です。口や喉に食物が貯留していないか、除去方法の検討、誤嚥の有無を確認し、食事形態や食事の際の姿勢調節、嚥下訓練の適応・方針を決定します。